今、国会では増税が検討されていますが、その片方では公金チューチュースキームといわれる、政府からの公金を不当に手にしている団体のことが取りざたされています。気になる人は「Colabo問題」で検索して、動画を見てみましょう。日頃まじめに生活し、働き、納税している人ほど怒りを感じる実態が明るみになっています。
この公金チューチューに対して声を上げている人たちの中に、川崎の浅野文直さんという市議会議員がいらっしゃいます。実は友人なのですが、川崎でも問題あるかもしれないよ?と言ってみたところ、本当に問題を発見してしまい、それを是正するために活動をしています。
去年から一連の彼の動きをサポートし、一緒に見てきています。たとえ一人の議員であっても、不正を暴き糾す、大きな流れを作ることができるんだなあ、と新鮮な気持ちを持ちました。政治家に与えられた力はやはり大きいのです。
しかしながらそれを正しく使う意思と能力のある人は数少ない。現在「Colabo問題」を俯瞰してみてみますと、そう痛感します。政治家に与えられた「不正を糾す力」をしっかり使いこなす議員。たくさんいてほしいと思いませんか?
もう一つ、たくさんいて欲しいなあ、と思うのは、議会の動きをわかりやすく伝えてくれる政治家です。議会では我々の納めた税金の使い道を決定します。どんな話あいが行われているのか、皆さん興味ありませんか?
けど、誰が伝えるのか?なかなか難しいことがわかります。役所の人は迂闊なことは言えませんし、政党に属している議員はどうしても立場に沿った発言しかできません。新聞記者が張り付いてくれればよいかもしれませんが、それだけではちょっと食べていけなさそうです。
もしかしたら完全に無所属で、なおかつ皆さんに議会の話し合いをわかりやすく伝えたい!という使命感を持ってる議員さんなら、できるかもしれません。というかそういう奇特な考えを持った人にしか、議会の内容を公平にわかりやすく伝えるということはできないと思います。
不正と戦い、なおかつ議会の様子をわかりやすく伝える、いわばジャーナリスト的政治家。
そんな政治家がたくさんいれば世の中もう少しよくなるんじゃないかなあ。しかし、現役の皆さんを見てもみな素晴らしい方だとは思いますが、上記のような価値観をお持ちの方は中々いらっしゃらない。
皆さん、民主主義のいいところって知ってますか?現状がおかしい!と思ったら自ら手を上げることができるんです。
鈴木達郎、江東区議会に立候補することにしました。
お金持ちでもないし、有名人でもないし、地元の出身でもないので地縁血縁もゼロです。なかなかのイバラの道ですが、同じように思ってる方は案外いらっしゃるんじゃないかなあと思います。ジャーナリスト的政治家、いろんな議会に一人いると、すごく浄化作用が働きますよ。まずは江東区で、一人そういう政治家を生み出したい。この試みがうまくいけば、どんどん横展開していって、日本の政治が身近に、わかりやすくなるのではないかと思います。